NHKの刈屋富士雄アナウンサーをご存じでしょうか?刈屋富士雄アナと言えば実況で数々の名言を残してきた男なんです。さらに別名が「ミスターゴールドメダルアナウンサー」というハンパない異名を持っているんです。
刈屋アナの有名な名言といえば、2004年アテネ五輪で放ったこの一言。28年ぶりの金メダルとなった体操男子団体決勝で「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ」
全然この時の体操って興味もなく見ていませんでしたが、この言葉は聞いたことがありました。またクイズ番組なんかでもよく出題されていますよね。凡人じゃなかなかこの名言はでないと思います。刈屋アナの言葉のセンスはやっぱりすごい!
刈屋富士雄(かりやふじお)のプロフィール・Wiki
現在52歳で早稲田大学を卒業後に1983年にNHKに入局したので2013年でちょうど30年目になります。もうかなりのベテランですね。顔だけ見ると身長が低いように見えますが、相撲でインタビューしている時はいっつも力士より背が高い事が多いですね。おそらく180センチ以上はあるんではないでしょうか。
もともと早稲田大学に入学したきっかけは法学部に所属していた兄の勧めで、兄は早稲田精神昂揚会にも所属していてかなり入れと言われたそうです。ちなみには早稲田精神昂揚会は早稲田大学の公認サークルで、早稲田大学の三大行事のひとつである本庄早稲田100キロハイクを主催していることで有名です。また三つ子の子供が3人いるそうですが、子供にも早稲田を受けさせたいと言っていました。
刈屋富士雄のウィキペディアを見てみるとNHKアナウンサー兼NHK解説委員と書かれています。アナウンサー業だけでなく、ニュースに関する解説を行う仕事もしているそうです。やはり彼の仕事はMr. GOLD MEDAL アナウンサーと言われるだけあって、解説者としてオリンピック実況には欠かせない存在となっていると思います。また相撲の実況でも有名ですよね。
そんな彼が長年仕事をしてきて思い出に残っているのが、浅田真央VSキムヨナの戦いを実況したバンクーバーオリンピックと、荒川静香が金メダルを獲得したトリノ五輪だそうです。このトリノオリンピックでも「オリンピックの女神は荒川静香にキスをしました」というおしゃれな名言を残しています。
また実況中に母親が亡くなったことも思い出として強く残っているそうです。2008年の北京オリンピックでも陸上の男子百メートル決勝で、金メダルを取ったウサインボルト選手に、「人類最速の欽ちゃん走りだ」と言い放ちました。
なんで欽ちゃん走りかと言うと、ゴール手前で勝利を確信し、おどけて横を向きながら走った姿がまるで欽ちゃん走りのようだったからなんです。ゴール手前で欽ちゃん走りをし、さらにその記録は世界新記録だからすごいですよね。
てゆうか、最後まで普通に走ればさらに記録が伸びてたんじゃね?って感じがしますが。やっぱりとっさにこういう言葉がでるところが刈屋アナなのかなって感じです。
あとかなり昔ですが、1995年日本ダービー、1997年菊花賞など競馬の実況もされていました。最近ではされていないようですが、競馬でも名言が聞きたいですね。
やっぱり実況って聞いてて飽きない方がいいし、刈屋アナみたいにボキャブラリーのある名言がドンドンでたら聞いてる方も面白いと思いますし、次なる刈屋アナの名言に期待したいところですね。
【刈屋富士雄の名言集】
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」
「オリンピックの女神は荒川静香にキスをしました」
「体操日本、日はまた昇りました」
「冨田が冨田である事を証明すれば、日本は勝ちます」
「人類最速の欽ちゃん走りだ」
「猛牛の目にも涙!」